変圧器3種類+αを理解すれば及第点:トップランナ―制度と合わせて理解する

1.油入変圧器

最も古くから作られている変圧器です。屋外、屋内で幅広く用いられています。巻線と鉄心の間は、で満たされています。冷却媒体はもちろん油で、冷却方式は自冷、風冷、強制と様々です。幅広い電圧で使用されます。メリットとしては、が小さいことや、圧倒的にに強いこと、が行いやすいことが挙げられます。一方、デメリットとしては、ので、設置スペースを広くとらねばならないことや、油を使用しているのでの危険性があること、定期的にが必要になることが挙げられます。

2.乾式変圧器

油を使用しないタイプで、の変圧器を言います。設置場所はです。冷却媒体はで、冷却方式はです。主に電圧の容量程度迄で用いられます。メリットとしては、が無いことや、であるので、配電盤内にも設置できること、の危険性が無いこと等が挙げられます。一方で、デメリットとしては、が大きいこと等が挙げられます。

3.モールド変圧器

油を使用しないタイプで、で、巻線をで覆っている変圧器です。設置場所はです。冷却媒体はで、冷却方式はです。主に電圧の容量程度迄で用いられます。メリットとしては、が無いことや、であるので、配電盤内にも設置できること、の危険性が無いこと等が挙げられます。一方で、デメリットとしては、が大きいこと等が挙げられます。

+α.アモルファス変圧器

のアモルファスを鉄心に用いる変圧器で、が高く、を大幅に減らすことが出来ます。環境負荷の少ない変圧器と言えます。その一方で、で、化してしまう他、が発生しやすいというデメリットがあります。
ちなみに、油入変圧器でも、乾式・モールドでも製作可能です。

トップランナー制度とは?

2003年4月1日より施行されたに盛り込まれたのが「トップランナ―方式」です。対象となる機器ごとにを定めて、機械器具そのもののエネルギーを高めるように普及促進します。
変圧器においては、年度から、省エネ性能を大幅に向上させた「」を適用する改正省エネ法が施行されています。

過去問題で確認①

後日追記予定

過去問題で確認②

後日追記予定

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