目的から見る調相設備4選:電圧降下と遮断容量も忘れない!:テーマ11

調相設備の設置目的6つ

の維持、改善、の軽減、の確保、の向上、抑制などを目的として、調相設備が 設置される。

1.電力用コンデンサ

無効電力をする為の設備である。調整となるが、が容易で、が簡単、価格がい。
また、電力用コンデンサは高圧需要家に設けられる場合も多いが、コンデンサには大きなが流れる為、の設置が、高圧受電設備規定や内線規程などにより義務付けられている。直列リアクトルには、流出防止や、防止などの効果もある。

2.分路リアクトル

無効電力をする為の設備である。鉄心からのがあり、調整となるが、が容易で、が簡単、価格がい。
また、が大きいため、を電流遮断能力のい遮断器で遮断すると、電圧が大きくなり、遮断が難しくなることに注意必要である。

3.静止型調相設備

などを用いて、進相~遅相迄に、を用いて制御を行う。下記の5タイプが主に用いられている。

3-1.

SVC(Static Var Compensation)
最も一般的な構成である。までをかつに制御ができる。

3ー2.

TSC(Thyristor Switched Capacitors)
方式である。をスイッチとして、系統に接続するコンデンサのを変えに無効電力を制御することができる。

3-3.

TCR(Thyristor Controlled Reactor)
サイリスタ方式である。サイリスタをスイッチとっして導通するを調整して、を可変させ、に無効電力を制御することができる。

3-4.

()を用いた高速スイッチングによる制御を採用したにより交流を作り、を介して系統に接続する。このの作る交流周波数とが一致している他、サイリスタによる制御に比べて発生も低減することが可能である。

3-5.

サイリスタのスイッチング制御により、を可変として無効電力を制御することができる。主にによる大きなリアクトル成分を相殺することを目的として設置される。電力系統のは向上するが、導入によってが大きくなってしまい、が不十分になることもあるので、慎重に検討せねばならない。

4.同期調相機

とも呼ばれる。運転のを制御し、迄、に無効電力を制御できる。年代にかけて採用されていたが、性や性の点で他に劣る為、日本での採用はほとんど無い。
ただし、同期調相機はに自己電圧が確率する為、系統電圧時であっても、無効電力が供給できる、回転機としての「慣性力」を持つというメリットもある為、2010年代にも海外では採用例がある。

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