もくじ
特別高圧設備
kW以上の大規模設備は特別高圧設備(特高)と呼ばれる。この中で、kW以上または電圧V以上(V未満)の設備では電気主任技術者の選任が必要となる。日本国内で運用される特高設備の電圧階級は、kV級~kV級、さらに超高圧と呼ばれるkV級がある。
補足となるが、kW未満は低圧受電であり、kW以上kW未満は受電設備としての取り扱いとなる。
地下受変電設備
国土の少ない日本においては、土地の有効活用や敷地面積の観点から、地下に受変電設備を有する設備も少なくない。この時に注意しなければならないのが、とである。前者においては、令和元年の台風19号によって都心高層マンションの受変電設備が浸水し、大きな被害となったことが記憶に新しい。現在では「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」が整備されている。主な対策としては3つである。1.を設置する。
2.を設置する。
3.床排水ポンプの管をことで逆流や溢水を避ける。
抜本的な対策としてに受変電設備を設置することも新設の際には大いに検討に値する。
次に対策に関しては機器、構造ごとに確認する。
変圧器:変圧器や変圧器、変圧器を用いる。
遮断器:遮断器や遮断器を用いる。
電力ケーブル:かつてのケーブルに代わりケーブルを採用する。
制御ケーブル:ケーブルやケーブルを採用する。
構造:構造のを設定し、やなどの設備を設置する。また、消火後に速やかにができるようにを設置する。その他、床ピットにを敷き詰めて布設を火災から守るなどの手立てを講ずる必要がある。
地中超高圧送電系統
送電を大きくし、効率的に送電を行うことを目的として、kV以上の超高圧送電が行われることもある。ちなみに日本では既に50万Vの送電が東日本で採用されており、1990年以降には100万Vの超超高圧送電も実証試験に移行している。先述のような設備で地中送配電とする場合には、注意しなければならないことが3つある。1.現象:ケーブルのが架空送電線に比べてとても大きい(何十倍以上)為、距離が短くても発生しやすい。その為、充電電流が
くなり、送電量がくなる。
2.が大きい:によって、遮断時に電源電圧のに相当するが生じ、遮断のタイミングによっては半サイクル後に倍もの異常電圧が誘起される。これによってに至ることがある。
3.が大きい:損や損が大きくなる他、が難しい為、発熱量が大きくなることが原因である。
移動電源車(非常用電源)
移動電源車はディーゼルやなどの発電装置と電力供給に必要な機器(や、など)と、回路などをトレーラやに搭載したものである。化されたものは少ない。時の非常用電源として用いられることはもちろん、コンサートや屋外イベントなど、用途はは幅広い。そのような移動電源車が有するべき機能は主に2つ。1.性:式トレーラやに積載される。非常用電源として用いられることも多い為、など諸手続きが不要となるよにやに注意が必要である。
2.性:と容易に接続し、使用が可能となるようにせねばならない。