変電所の母線方式4選:3つの観点から徹底深掘り:テーマ10

母線方式を決定する為の重要観点は、1.、2.、3.である。全ての母線方式にはメリットがあり、デメリットがある。実運用に即して最もメリットを得られる方式を採用するべきである。

母線方式分析の3視点

1.方式

単母線方式
単純な構成である為、系統運用がで、的である。母線や遮断器のも簡単であるが、が低い。

2.複母線方式

2ー1.方式

二重母線方式(標準)
単母線方式に比べて、が増加する為、運用はやや複雑になり、も増加してしまうが、点検や時のが大きく向上する。とは言え、DS()点検時には、送電線やの停止が必要である。最も標準的で、広く採用される方式である。特殊なもので三重母線方式も存在する。

2ー2.方式

二重母線4ブスタイ方式
二重母線をすることで、の場合に停電範囲をすることが可能になる。が高い為、変電所に採用されることが多い。

2ー3.方式

1と2分の1遮断器方式
回線あたり、台の遮断器を使用する方式である。運用の柔軟性がある為、時にも影響が殆ど無い他、時にも当該線路のが必要ないなど、メリットが大きい。遮断器や断路器の数が増える為、が高くなってしまう。

3.方式

ユニット方式
一般的には系統を1ユニット として、需要家へ送電する。高圧側にを設けない系統となるため、が高い。事故時の停止は1系統だけに限定でき、を防ぐことができる。また、構成も単純でが容易である点でもメリットがある。主に部のに採用される。

4.方式

環状母線方式
母線のが可能で、が容易であるが、系統運用上、が難しく、に欠ける他、回路も複雑になりがちで、メリットが少なく、日本国内ではほぼ採用されない。

最後に

環状母線方式を除いた母線方式に関し、供給信頼度の高い順に並べると
 1.
 2.
 3.
である。

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